Sorry, you need to enable JavaScript to visit this website.
監修:国崎玲子先生
横浜市立大学附属市民総合医療センター
炎症性腸疾患(IBD)センター准教授

潰瘍性大腸炎患者さんのための食事について

潰瘍性大腸炎患者さんのための食事について

外食/惣菜/コンビニ食との上手な付き合い方

友人や家族と外食を楽しんだり忙しいときは、総菜やコンビニの商品で食事をすませることもあると思います。

そんなときに気になるのが、家庭の食事と比べて多くなりがちな脂質の量。

外食はや惣菜・コンビニ食で脂質の摂取量を控える工夫を紹介します。

潰瘍性大腸炎患者さんのための食事について

かんたん&時短レシピ

  • フォー風春雨スープ
  • チキンのトマト煮込みごはん
  • トマトジュースでリゾット風粥
  • ヨーグルトでフルーツサンド

潰瘍性大腸炎患者さんのための野菜を賢く摂るレシピ

潰瘍性大腸炎患者さんの野菜を賢く摂るレシピ

摂取する野菜の選び方

野菜は、種類によって水溶性食物繊維や不溶性食物繊維の含まれている量が異なり、腸への負担の大きさも違うため、体調に合わせて摂取する野菜を選びましょう。

冊子表紙イメージ:潰瘍性大腸炎患者さんのための野菜を賢く摂るレシピ

主なメニュー

  • 鶏むね肉でチンジャオロース
  • 電子レンジでラタトゥイユ
  • オニオングラタンスープ

潰瘍性大腸炎患者さんのためのよくあるお悩み解消レシピ貧血・脱水が気になるとき

潰瘍性大腸炎患者さんの貧血・脱水が気になるときの食事

効率的に鉄を摂れる食品の組み合わせ

潰瘍性大腸炎の患者さんは腸の炎症や下痢による出血で、鉄不足になりやすいといわれています。食事から摂れる鉄以外にも、赤血球が作られるときには葉酸やビタミンB12などが必要になるので、それらを多くふくむ食品と一緒に摂るのもおすすめです。

冊子表紙イメージ:潰瘍性大腸炎患者さんのためのよくあるお悩み解消レシピ 貧血・脱水が気になるとき

主なメニュー

  • いわし缶とトマトのパエリア風
  • 濃厚ココアプリン ベリーソースがけ
  • 鶏塩ラーメン風うどん

お腹の張りが気になるとき潰瘍性大腸炎患者さんのためのよくあるお悩み解消レシピ

潰瘍性大腸炎患者さんのお腹の張りが気になるときの食事

腸内環境を改善する

腸内細菌は「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」3つのグループに大きく分けられ、そのバランスを保ちながら「腸内フローラ(腸内細菌叢)」を形成しています。腸に良い働きをする善玉菌が優位であれば、お腹の調子を整えることができます。

冊子表紙イメージ:潰瘍性大腸炎患者さんのためのよくあるお悩み解消レシピ お腹の張りが気になるとき

主なメニュー

  • 切り干し大根入り豆腐シュウマイ
  • 鮭とじゃがいもの塩麹みそ包み焼き
  • りんごと甘酒のホットスムージー

寛解維持期編潰瘍性大腸炎患者さんのための「バランスのよい食事」がわかるきほんの献立

潰瘍性大腸炎患者さんの食事のきほん

「バランスのよい食事」ってなんですか?

寛解維持期では、腸の炎症が落ち着き、日常生活を問題なく過ごせることが多くなります。この時期は、健康な人と同じような食生活を送ることが可能です。ただ、何でも好きなものを好きなだけ食べていいというわけではなく、寛解状態を維持するためにも、栄養バランスのよい食事を心がけます。

冊子表紙イメージ:潰瘍性大腸炎患者さんのための「バランスのよい食事」がわかる基本の献立 寛解維持期編

主なメニュー

  • 揚げ物も工夫次第ジューシー鶏の唐揚げ献立
  • 魚介のダシをシンプルに味わう簡単アクアパッツア献立
  • ポイントがわかれば料理初心者も簡単ノンオイルチャーハン献立

再燃期編潰瘍性大腸炎患者さんのための「消化にいい食事」がわかるきほんのレシピ

潰瘍性大腸炎患者さんの食事のきほん

「消化にいい食事」ってなんですか?

再燃期には、炎症が起こっている消化器官にできるだけ負担をかけないことが大事です。 消化器官に負担をかけると言われているのが脂肪や残漆(不溶性食物繊維)、刺激物(香辛料など)です。一方で、体に必要なエネルギーやたんばく質などはしっかりと摂る必要があるので、低脂肪·低残漬・低刺激で高エネルギー・高たんばく質の食事がきほんです。

冊子表紙イメージ:潰瘍性大腸炎患者さんのための「消化にいい食事」がわかるきほんのレシピ 再燃期編

主なメニュー

  • キャベツの豆乳みそうどん
  • トマトジュースでリゾット風粥
  • 鶏むね肉でとろとろ親子丼

医師への相談シート

気になる症状がある場合はたとえ症状が一時的に治まっていても、主治医に伝えることが重要です。「いつもの症状」や「いつもはすぐによくなる症状」であっても、医師が粘膜治癒に至っていないサイン、または再燃の徴候と捉えることがありますので、医師が適切な対応をとれるように、遠慮せず伝えるようにしましょう。また、治療や日常生活に関しても相談したいことがございましたら、主治医の先生にお聞きください。

XUC46O002A